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新人保育士の挫折から立ち直り

こんにちわ。

 

piroshiです。

 

今日は実際にあった新人保育士の悩みについてです。

 

やっとなれた保育士。希望や目標を持って仕事に就くはずです。

 

私も何人もの新人と組み、その都度厳しいことを言ったこともありました。

 

しかし誰一人として辞める子もいなく続けてくれたのは大変ありがたいことです。

 

そんな中、ある一人の新人保育士が気になりました。

 

子どもとの接し方は問題ありません。

 

笑顔も素敵です。

 

子どもに対する愛情もしっかりしてます。

 

ただ、保育のリーダーを任せるとちょっと気になる点が私にはありました。

 

保育士はよく手遊びや歌や絵本を読み聞かせます。

 

その手遊びの時にやたらと声が小さいんです。

 

普段は元気なのになんでだろうと思ってました。

 

子どもたちがお昼寝をしたときに思い切って聞いてみました。

 

「手遊びや歌の時声が小さくなっちゃうみたいだけどどうしたの?」

 

すると新人保育士は

 

『実は実習にいったときに音痴と保育士に音痴と言われ…』

 

やっぱりかと思いましたね。

 

ある程度できるようになっても自信が持てない人には大抵実習で何かがあります。

 

新人保育士はきっとそれがトラウマになっていたのでしょう。

 

実際心無しにそんなことをいう保育士がたまにいるんです。

 

ただ!

 

歌はともかく手遊びに正しい音程はありません。

 

同じ手遊びでも人によって音程ややり方が違うんです。

 

「ちょっと来て」

 

と言って私は職場の保育士に一つの手遊びをやってもらいました。

 

みんなやり方が違いました。

 

音程もそれぞれ。

 

「みんな違うでしょ?だから自信もっていいんだよ?あなたのやり方があるんだから大丈夫」

 

こんな言葉をかけたことがありましたね。

 

実習というものは保育士の仕事の理解だけではなく学生が夢を持って臨む行事です。

 

きっと今のうちに直しなさいと保育士は伝えたかったんでしょう。

 

でも直らない人はどうしたら?

 

夢をあきらめればいいの?

 

出来ないなら一緒に歌うとかいくらでもカバーは出来ます。

 

今、新人保育士はまだ現役で頑張っています。

 

彼女なりのやり方をきっと見つけ頑張っていることでしょう。

 

彼女の経験が次の新人に繋がってくれることが私も嬉しいです。

 

他の仕事でもそうです。

 

新人はわからなくて当たり前。

 

それをどのようにカバーし合ってチームになっていくか。

 

今度の新人はどんな人なのか今から楽しみです。