統合保育③
こんにちわ。
piroshiです。
今日は統合保育第三弾。連携です。
専門機関と家庭との連携
医療機関は、病気や怪我を治療してくれます。また、必要に応じてその症状について「診断名」をつけます。しかし、医療が必要でなくなっても、「障害」や「発達の遅れ」が発生したり残ったりします。一方、発達診断は、その時々の子どもの発達の状態をある一定の尺度(測定方法)によって、判断や診断をします。しかし、子どもの発達は決して固定的なものではなく変化していくものです。ですから、現状を把握し、今後の発達課題を明らかにしていくために役立てるのが適切な利用のしかたです。
それでは、どこで、だれが、子どもの「障害」や「発達の遅れ」を軽くしたり直したりしていくのでしょうか。それは、国・地域・保育・教育機関が家庭と連携を取り合って取り組むのがのぞましいと思います。子育てや教育の問題は、時には医療やその他の機関の助けを必要としながらも、毎日多くの時間を費やし、学びながら能力を拡大していくところである保育・教育機関がその中心となるべきです。そして、それを支えていく、発達の土台となる毎日の生活をつくりだしていくのが家庭の役割です。
【参考・参照書籍】
※保育者のための障害児療育 -理論と実践をつなぐ- 小林保子氏・立松英子氏
※障がい児の保育と発達の原則 相馬範子氏
いかがでしたか?少しでも皆様の知識になってくれると嬉しく思います。
次回もお楽しみに。